コーヒー コーヒーの歴史など

サードウェーブは、スペシャルティーコーヒーから始まった#84

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皆さんこんばんは。 今日もコーヒーライフを楽しんだノリです。 🙂

先日、サードウェーブまでの流れを書いてみました。
過去の記事はこちら)

今日は、その流れで。。。

『ブルーボトルに代表されるようなサードウェーブ=なんかクールで、かっこいい!!』

みたいな、どこかファッションのようなイメージを多くの方がもたれている中で

ちょっとだけ、まじめにサードウェーブのことについてまとめてみようと思いました。

そんな今回は、「スペシャルティコーヒー」について

サードウェーブという言葉の、元々の始まりはスペシャリティーコーヒーという概念やったんです。images

1. スペシャルティーコーヒーの始まり

◆スペシャルティーコーヒーという言葉は、歴史上は1978年、フランス・モントリオールで開催された国際コーヒー会議の講演において、米サンフランシスコのクヌッセン・コーヒーの女性社長であったエルナ・クヌッセン(Erna Knutsen)女史が提唱したものとされています。

おいしいコーヒー、それはつまりおいしい生豆のことだ。

「特別な地域の、特別な地理的条件が、特別な風味の珈琲を生む」

by エルナ・クヌッセン女史

どんな種類のコーヒー豆を、農園のどこで育て、肥料はどう、など妥協なく生産条件を積み重ねなければ、おいしい珈琲はつくれない。

おいしい生豆は素晴らしい土地で生まれるということです。

2. 実は、明確な定義はない

◆クヌッセン女史の提唱のよって、スペシャルティコーヒーのムーブメンとが欧米を中心に世界各国へ広まっていきました。

いまでは、世界で5つのスペシャルティコーヒー組織が形成されるまでになりました。(アメリカ、ヨーロッパ、ブラジル、コスタリカ、そして日本の5つ。)

◆ですが、そんなスペシャルティコーヒー、実は世界統一の定義というものがまだありません。

しかし一言でいえば、

最高に美味しいスペシャルティコーヒーは、コーヒーの生産からカップに至るまでのすべてのプロセスをもって形成される。

ということです。

3. スペシャルティコーヒー形成の3つのキーワード

◆そんな曖昧なスペシャルティコーヒーですが、かかせない3つの重要なキーワードがあります。

1つずつみていきます。

①サステイナビリティ(sustainability)
コーヒーの生産現場において、環境、社会問題、経済などを配慮することは、品質の優れたコーヒーの安定的、継続的生産に繋がります。

 

②クオリティ(quality)
特別な地理的、気象的条件、栽培技術、生産処理技術により、優れたカップクオリティを実現できます。

 

③インフォメーション(information)
透明性の高い情報を、正しく伝えることが基本の1つで、道徳的な高潔さも重要な要素となっています。
そこからトレーサビリティ(traceabiliy)はもちろんのこと、コーヒーカップのおいしさを消費者に正しく伝えることが肝要と言われます。

 4. コーヒー危機によるサステイナビリティの見直し

◆コーヒーは石油に次ぐ国際商品で、一般的にはその価格は先物市場の指標で決まります。
下のグラフの通り、1989年以降、コーヒーの価格は2度の暴落がありました。

とりわけ過去100年で最低値を付けたとされる、2回目のコーヒー価格の暴落はコーヒー農園にとてつもなく大きな影響を与えました。

こちらが推移です。

名称未設定.001

(世界経済のネタ帳より引用・編集)

◆例えば、コーヒー価格の暴落によって収入が低下した結果、親が子供を学校に通わせる費用を負担できなくなる事例が、中米やアフリカで多発しました。

また、子供を学校にいかせず働かせる農家が増加したことで、児童の退学率が増加したり、そもそもコーヒー農家といして採算がとれなく職を失った方が50万人もいたそうです。

◆だんだんと消費国でも、品質の低下や継続的な安定供給への不安や疑問が湧いてきました。
生産者の生活水準向上などを目指す草の根的な活動はコーヒー危機の前からありました。

しかし、真剣に議論されるようになったきっかけは、この危機でサプライチェーンが崩壊しかけたことだったんです。

【今日のコーヒーメモ】

◆スペシャルティーコーヒーという言葉は、1978年にエルナ・クヌッセン女史が提唱

◆統一の定義は実はないが、キーワードは3つ

①サステイナビリティ(sustainability)

②クオリティ(quality)

③インフォメーション(information)

◆1989年以降のコーヒー危機によって、農園は大打撃

◆消費国でも真剣にサステイナブルなコーヒーが議論されるようになる

 

 

アドセンス レグタングル大

お知らせ

お知らせ

 

イベントに登壇いたします

7月25日(水)は、

こちらのイベント「ローカルベンチャー会議@東京」のトークゲストとして登壇させていただきます。ありがとうございます!

9月から始まる講座のスタートアップイベントです。

もしもご興味ありましたら、東京であっぷあっぷしている姿を、冷やかしにきていただけたらすごく嬉しいです。

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日時 ■ 平成30年7月25日(水)
時間 ■ 20:00~21:30
会場 ■ SENQ京橋
( 東京都中央区 京橋2-2-1 京橋エドグラン3F サウス棟)
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※無料です

〜各講座の講師の方々〜

(茨城でこんな方々に直接ご指導いただけるなて・・・)

講師:齋藤 潤一 (Junichi Saito)さん(NPO法人まちづくりGIFT 代表)
ガイド:高橋 慶彦 (Yoshihiko Takahashi)さん(NPO法人まちづくりGIFT )
講師:税所 篤快さん
(特例認定NPO法人 e-Education創業者)
講師:林 篤志さん(Next Commons Lab代表)
講師:指出 一正 (Kazumasa Sashide)さん(月刊ソトコト編集長)

ご都合があう方は、ぜひ会場でお会いできましたら嬉しいです。

詳細・お申し込みはイベントページへ

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